NEWS

【レポート】2019年12月1日「OTAブックラボ」個人ワークショップを実施しました。

師走に入りアトリエでは、作品完成を間近に控えたOTAブックラボメンバーを見る日が増えています。この日も、個人ワークショップでのアトリエ使用がありました。

毎月開催していたグループミーティングが8月で終了してから約3ヶ月。夏の時点ではまだ試作段階だった作品も、本番の制作に入っているメンバーが多く、その見た目も〈本〉らしい姿になってきています。

自宅ではゆったりとしたスペースや、本格的な製本道具が確保できないというメンバーにとってこのアトリエは、手前味噌ですがとっても快適な作業環境です。

さらに、最初の構想段階から制作のプロセスのすべてを共有してきて、全てを把握している太田が居るので、単に技術面で作業をサポートするだけでなく、臨機応変に作品のコンセプトに合った提案やアドバイスが出来るのも、OTAブックアートのアトリエを活用するメリットになっています。

作業をしながらメンバーと太田が雑談していた中で「作品をつくるには、時間も、場所も、お金も、そして自分自身のやる気も、必要なことがたくさんありますよね。」という話があったのですが、スタッフKもその会話を聞きながら本当にその通りですよねと思い、深〜く頷きました。
今 OTAブックラボに参加しているメンバーは、それらの条件が揃ったタイミングと、第0期生立ち上げのタイミングが合致したから活動が出来ているわけで、それはとても貴重なことだと思います。

それぞれに諸事情もあり、継続が難しくなってしまったメンバーも居ますが、ここまで1年間、作品制作に向き合ってきたメンバーは、充実感に満ちているように見えます。

作品完成に向かって走る、OTAブックラボの続報をお楽しみに!


📘 OTAブックラボに関する記事一覧はこちら
https://ota-bookarts.jp/b-log/category/atelier-news/workshop/otabooklab/

関連記事

  1. 【雑誌】BRUTUS(2022年8月15日号 No. 967) …
  2. 【レポート】2019年9月29日「OTAブックラボ」アトリエを使…
  3. 【イベント】12月8日(日)製本マルシェに、OTAブックアート …
  4. OTAブックラボ 2023シーズン 参加メンバー募集
  5. 「Brillia Culture Spice」オープニングイベン…
  6. 【春陽堂書店 web 連載】ついに最終回! 第24回「本を温ねて…
  7. 【蔵出しレポート】2020年1月13日「OTAブックラボ」の個人…
  8. 【ウェブメディア】『ACROSS(アクロス)』2020年7月13…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

おすすめ記事

【スタッフ佐藤の Binding Road】#13 トンネル 「角背ノート」

緊急事態宣言でなかなか予定通りに進まなかった OTAブックアートの製本ワークショップ通年プログラム…

【レポート】作品完成まであと少し!「OTAブックラボ」最終発表を実施しました。

OTAブックアート代表を務めるブックアーティスト 太田泰友が、みなさんと一緒にブッ…

UTYテレビ「山梨いまじん(今人)」撮影のお話。

11月上旬、OTAブックアートのアトリエでテレビ番組の収録が行われました!今回、ブ…

PAGE TOP