
OTAブックラボは、武蔵小山のアトリエを拠点に、まだ見えていない「本」のかたちを探るための場です。
本を物として、思考として、組み立てとして捉えながら、対話、批評、制作を通して、作家それぞれの中にある「本」の感覚を作品へとひらいていきます。
ラボでは、月に一度のミーティングを中心に、それぞれの作品制作の進捗を持ち寄り、細部にわたるディスカッションを重ねています。
制作の途中にある迷いや違和感、まだ言葉にならない感覚も含めて共有しながら、作品の輪郭を少しずつ深めていきます。
また、製本やデザインなどのワークショップも開催し、技術の側面からも制作を支えています。
ここで大切にしているのは、「ブックアート」というひとつの答えを学ぶことではなく、メンバーそれぞれが持つ「本」の感覚や概念を探究し、それを作品として立ち上げていくことです。本というメディアを通して、自分自身の表現を深めたい人。
制作を続けながら、対話や批評を通して思考を深めたい人。
OTAブックラボは、そうした実践をともに育てていくための場です。
OTAブックラボ 2026シーズン 募集要項
活動内容
- 月1回のラボミーティング
作品制作の進捗共有、講評、ディスカッションを行います。 - 不定期開催のワークショップ
製本、デザインなど、制作を支える技術を学ぶ時間です。
ワークショップは別途参加費が必要です。 - 必要に応じた展示や発表
募集対象
こんな方を歓迎します。
- 本というメディアを通して作品制作を深めたい方
- 制作について対話や批評を重ねながら考えたい方
- 完成した答えよりも、制作の過程そのものを大切にしたい方
- ブックアート、製本、デザイン、造形表現などに関心のある方
- 継続的に制作に取り組みたい方
経験や職業は問いません。
デザイナー、編集者、写真家、画家、会社員、主婦など、さまざまな背景を持つメンバーが参加しています。
開催概要
● 活動期間
2026年4月—2027年3月
● ミーティング頻度
月1回
● 開催場所
OTAブックアート アトリエ
東京都品川区・武蔵小山
※詳細は参加決定後にご案内します
● 参加費
年会費:66,000円
※ワークショップは別途、都度参加費がかかります(目安:1回 5,500円程度)
参加申し込み
● 参加をご希望の方は、こちらのリンク先の申し込みフォームから、お申し込みをお願いいたします。
https://x.gd/eNvpg
● 応募締切
2026年3月29日(日)
※ お申し込みいただいた内容を拝見し、必要に応じてオンラインまたは対面で簡単なお話の機会をお願いする場合があります。
ご参加にあたって
OTAブックラボは、技術を一方的に学ぶ教室ではなく、
それぞれが制作を持ち寄り、対話と批評を通して表現を深めていく場です。
そのため、完成度よりも、
いま何を考えているか、何をつくろうとしているか、
どのように本というメディアに向き合いたいかを大切にしています。
まだはっきりと形になっていなくても構いません。
制作を続けたい気持ちのある方、本というかたちを通して自分の表現を探っていきたい方のお申し込みをお待ちしています。
会費(2026シーズン)
⚫︎ ¥66,000(税込)
⚫︎ シーズンスタート時にお支払いいただきます。(希望の場合、半年毎のお支払いも可)
⚫︎ ラボミーティングへの参加費を含みます。
⚫︎ その他のワークショップの参加費は別途、ワークショップ毎にお支払いいただきます。
申し込み期間
第1次募集:2026年3月29日(日)まで
※ 第2次募集を実施するか、第1次募集の状況を見て判断します。
※ この期間以降の受付可否は、その時のメンバーの人数や活動状況で判断いたします。
運営スタッフ紹介
太田泰友(ブックアーティスト)
1988年生まれ、山梨県出身。ブック・アーティスト。OTAブックアート代表。2017年、日本人初となるドイツにおけるブックアートの最高学位マイスターシューラー号を取得。同年、ブックアートの追究と発信の拠点となるアトリエ「OTAブックアート」を東京に設立。
ドイツ国立図書館やハーバード・ライブラリーなど欧米を中心に多くの作品が収蔵されている。
www.ota-bookarts.jp
Instagram @yasutomoota
佐藤真紀(ブックバインダー)
2000年より藤井敬子氏に師事。西洋の伝統的な手製本(ルリユール)の技術を学び、国内外の製本展に出品。これまでに世田谷文学館での製本講座講師の他、不定期に自宅やイベントでの製本ワークショップなどを開催。
2020年よりOTAブックアートのバインディングチームに加入、製本ワークショップを担当。
L’Atelier Vis-à-Vis Filacコレクション(仏)に作品収蔵。
Instagram @mkh.binding
高野美緒子(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
東京生まれ、静岡育ち。中学生の頃から本という媒体に関心を持ち、デザイナーを志す。
武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業後、株式会社日本デザインセンターに入社し、広告やパッケージデザインなどに携わる。2009年から1年間渡仏し、帰国後フリーランスのデザイナーとして活動を開始。主な仕事にVI、ポスター、グラフィック、エディトリアル、装幀などのアートディレク ションとデザイン。現在は絵の展示や本をテーマとした作品制作も行っている。
www.miokotakano.com
Instagram @miokotakano_artwork
これまでの OTAブックラボ
【OTAブックラボ 第0期】
活動期間:2018年10月-2020年3月
メンバー数:20名
ラボ全体での制作テーマを「地」として活動。1年間の活動期間を予定していましたが、制作の進捗等を見ながら期間を延長。作品の展示などを検討し始めた頃に、コロナ禍に突入。
【OTAブックラボ 第1期】
活動期間:2020年6月–2022年3月
メンバー数:11名
スタート時からコロナ禍であったため、オンラインでの活動を取り入れながらスタート。ラボ全体での制作テーマを「Distance」として活動。0期に続いて、活動期間を延長しました。製本の基礎技術習得を目標とした通年ワークショップを開始し、希望メンバーが参加。
【OTAブックラボ 2022】
活動期間:2022年6月-2023年3月
メンバー数:10名
2022から、作品制作期間と関係なく、あらかじめ設定したシーズン期間(4月から3月まで)で活動することに変更。2022シーズンは、ラボ全体での制作テーマを設定せず、メンバーそれぞれが自由に活動しました。製本ワークショップは通年でプログラムした内容も残しながら、希望メンバーそれぞれに合わせた内容にバージョンアップ。新たにデザインワークショップを立ち上げました。
開催WS:ラボミーティング(毎月)、製本グループWS(毎月)、製本企画WS(2種)、造本研究(1回)、デザイン企画WS(2種)、デザイン研究(5回)、太田のWS(2種)
【OTAブックラボ 2023】
活動期間:2023年4月-2024年3月
メンバー数:10名
シーズンのテーマを「有機/無機」として活動。テーマに合わせて制作したメンバーがほとんどで、数名が前シーズンまでに取り組んでいた作品に継続して取り組みました。
開催WS:ラボミーティング(毎月)、製本グループWS(毎月)、製本企画WS(2種)、造本研究(1回)、デザイン企画WS(1種)、デザイン研究(2回)、太田のWS(1種)
【OTAブックラボ 2024】
活動期間:2024年4月-2025年3月
メンバー数:9名
シーズンのテーマを「Numeral」として活動。9月にラボの展示を初開催した。
開催WS:ラボミーティング(毎月)、製本グループWS(毎月)、製本企画WS(2種)、造本研究(1回)、デザイン企画WS(1種×4回)、個別WS(多数)
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