この度、2020年6月19日から、2020年7月17日まで、ドイツのハレにあるギャラリー「BLECH」で開催されている展覧会「working title」に、ブックアーティスト 太田泰友が出展させていただいています。
展覧会「working title」について
「あなたの作品について、少し話してもらえますか?」というのは、アーティストのトークや展覧会での一般的な会話の始まりです。しかし、特定の作品について話すのではなく、芸術作品の〈プロセス〉と〈現実〉について語ることで、より正確な洞察を得ることが出来ます。
芸術作品は、社会の他の仕事とどのように違うのか、芸術作品が最終的に〈作品〉と呼ばれるのはなぜか、アーティストの仕事の〈リアル〉に迫るプロジェクトです。
この展覧会では、ドイツ、インド、アメリカ、スロバキア、ベルギー、イギリス、日本、イタリア、チェコ、世界各国のアーティストたちの作品制作の背景にあるプロセスを、映像プログラムとして上映。完成した作品を展示するのではなく、様々な分野の作家たちがアーティストとして活動する際の、日常的な仕事の様子が抜粋されています。
映像は、道路に面した大きな窓にプロジェクションする形で映し出され、ギャラリーの外から観ることが出来るとのこと。ギャラリーがあるハレという街は、かつて太田がドイツで活動拠点としていた、ブルグ・ギービヒェンシュタイン芸術大学がある場所でもあります。
コロナ禍の真っ只中であるこの時期に、このように世界のアーティストの方々と、展覧会を通して繋がることが出来るのは、とても嬉しい機会です。日本のみなさまには、会場を直接ご覧いただくことは難しい状況ですが、instagram で少しずつ情報発信されていますので、ぜひそちらもチェックしてみて下さい。
☞ 展覧会「working title」instagram(@working____title)
☞ BLECH instagram(@blech_kunst_ev)
☞ BLECH ウェブサイト
この記事へのコメントはありません。