この度、2020年7月26日(日)から 11月23日(月・祝)に、セゾン現代美術館で開催される企画展「都市は自然」に、ブックアーティスト 太田泰友が出展させていただきます。
※本展は、2020年4月18日(土)から 8月30日(日)の会期を予定していましたが、コロナウィルスの感染拡大防止に伴い、上記に変更となりました。今後もスケジュールが変更となる場合がございます。詳細および今後の予定については、公式サイトをご確認ください。
元々は生物学の分野で使用されていた「共生」という用語は、環境問題や人権問題の標語にも用いられるようになり、今では一般的な言葉として使われるようになりました。この「共生」という言葉が広くに知られるようになったのは、1970年代より「共生の思想」を提唱してきた建築家・黒川紀章によるところが大きいといえるでしょう。黒川と共に日本発の建築運動「メタボリズム」に参加した建築家・槇文彦に薫陶を受け、現在国内外のプロジェクトで活躍する建築家・團紀彦が、本展の展示構成を手掛けています。
セゾン現代美術館 公式ウェブサイト より
2020年より軽井沢町の今後の都市と自然環境に対する提言を行うマスターアーキテクトに就任された團の建築は、その特徴として「自然との共生」を挙げることができるでしょう。本展では、團の「共生」に関連した作品や画像資料に加え、複数のプロジェクトで團と共同制作をしてきた美術家・大久保英治の新作インスタレーションを展示いたします。
さらに「共生的社会」と題したセクションでは、当館館長の堤たか雄がキュレーションを担当し、ブックアーティストの太田泰友、独自の視点で社会問題に向き合う磯村暖の近作をご紹介いたします。美術作品、関連資料他、様々な展示物を通じ、日本の自然観、都市観に基づいた團紀彦の解釈による「共生」の展観を試みます。
都市は自然
会場| セゾン現代美術館 ☞ Googleマップ
会期| 2020年7月26日(日)- 2020年11月23日(月・祝)
開館時間| 10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日| 木曜日(8月は無休)
入館料| 一般 1,500円(1,400円)、大高生 1,000円(900円)、中小生500円(400円)
( )は団体20名以上の料金 ※当面の間、団体のお申込みは受付けておりません。
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