こんにちは! OTAブックアート・スタッフのKです。 本日は、2019年2月9日(日)から 4月21日(日)まで青森県八戸市の八戸ブックセンターで開催されていた、太田泰友ブックアート展 「背を見て育つ」のクロージングに関するレポートをお届けします!
会場の八戸ブックセンターは、全国的にも珍しい市営の書店。「本のまち八戸」を市長3期目の政策公約に掲げ、本の文化でまちづくりを目指す八戸市において、重要な拠点となる場所です。
「背を見て育つ」は、これまでドイツを拠点に制作してきた作品から、最新作の「Book-Composition 22—Atlas from 1896」まで、太田泰友のブックアートを堪能していただける内容となりました。
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約2ヶ月半に及ぶ会期を終える最終日には、太田も会場へ。この日は、太田泰友と加藤亮介(デザイナー)によるユニット「造本見本帳」の新作「WOOK」も特別に展示し、会場を彩りました。
会期終了後も、こちらの「WOOK」は引き続き、八戸ブックセンターで展示販売していただいています。ぜひ、お気に入りの1冊を探してみて下さい。
クロージングイベントでは、内沼晋太郎さんを聞き手にお迎えし、太田泰友とのトークイベントを開催しました。地元の方だけでなく、東京から駆けつけてくださった方や、八戸市長まで、たくさんのお客様にお越しいただき、会場は満員御礼!
聞き手を務めてくださった、内沼晋太郎さんとは、渋谷のラジオの番組「渋谷のことば」でお話して以来のトーク。(☞ ラジオの放送内容はこちら)
ブックアートとは? というテーマはもちろん、ドイツ時代から今日に至るまでの太田の活動についても、たっぷりとお話しました。
トーク終了後は、個展会場であるギャラリーへ移り、作品を目の前にしながら、お客様一人ひとりとじっくりお話することが出来ました。会期中何度も何度も足を運んでくださった、という情熱的な方との嬉しい出会いもありました。
その方は普段から短歌を嗜んでいるそうで、太田の作品をテーマに詠まれた直筆の短歌をプレゼントしていただきました! インスピレーションを受けた10作品が、一つひとつ短歌で表現された連作。作品への感想を作品で返していただくという、新しい体験に太田も感激しました。
八戸で出会った方々はみなさんとてもあたたかく、今回の個展は、とても思い出深いものになりました。ご来場いただいたみなさま、トークイベントにご出演いただいた内沼晋太郎さん、八戸ブックセンターのみなさま、ありがとうございました!
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