

ブックアーティスト 太田泰友 が、ブックアートのための〈活動・発信・実験の場〉として 2017年に設立した、OTAブックアートのアトリエ。
普段は、太田の作品制作の拠点として使っている時間が圧倒的に多いのですが、その他にもワークショップ、トークイベントや展示、OTAショッピングセンター の店舗、OTAブックラボ のミーティングなど、時と場合によって様々な使い方をしています。
アトリエには、太田を訪ねてお客様が来られることもしばしば。海を越えた出会いもあります。昨年秋には、1年ほど前に太田の特集記事が掲載された、雑誌「+81 Vol.82」が海外で販売されているのを見た、というキッカケでアメリカから足を運んでくださる方もいらっしゃいました。

この日アトリエにいらっしゃったのは、オーストラリアの団体 “Canberra Craft Bookbinders Guild Australia” の代表を務める方々。
以前太田を取材してくださったイギリスの記者の方から「ぜひ彼らに作品を見せて欲しい」とのご連絡をいただき、この出会いが実現しました。
太田がブックアートの作品を広げて説明すると、前のめりになって鑑賞してくださり、ページをめくるごとに驚いたり感心したり笑ったりと、一つひとつに対する興奮が伝わってきました。



最後にお土産として、プレス機のイラストが描かれたエプロンをプレゼントしていただきました。アトリエにあるプレス機とそっくりなデザインです! Canberra Craft Bookbinders Guild Australia のみなさん、ありがとうございました。
〈OTAブックアート〉という基地で、〈本〉という共通言語のもとに生まれたご縁は数え切れません。明日はどんな出会いがあるのでしょうか。まずは基地を綺麗に掃除して、素敵な出会いに備えなければと自分に言い聞かせるスタッフKでした。
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