2019年10月6日、OTAブックラボのグループミーティングを開催しました。
この日のミーティングは、これまで3グループに分かれて毎月開催してきたものとは異なり、「ラボミーティング・エクストラ」と称して、希望者を募って特別に実施したものです。
作品の完成を目指してラストスパートを駆け抜けているラボメンバーたちは、こういった有志によるミーティングの他にも、個人ワークショップやアトリエの使用など、各々の進行状況に適した方法でラボを活用しながら、制作を進めています。
本と様々な形の関わり方を持つメンバーと共に、ブックを追究するOTAブックラボ。その立ち上げとなる〈第0期生〉の活動が始まったのは約1年前。2018年10月28日のことでした。
全くゼロの状態からスタートしたこの活動は、代表の太田にとっても
これまでになかった新しい挑戦で、〈ラボ〉の名の通り試行錯誤しながら今日までの日々を積み重ねてきました。
OTAブックラボでは、ブックアートの本場であるドイツ国内でも唯一の「ブックアート科」が存在する、ブルグ・ギービヒェンシュタイン芸術大学で太田が経験してきたことをベースに、仲間と共にプロセスを共有しながら、じっくりと時間をかけて本づくりと向き合っています。
太田自身、そして私たちスタッフもまた、ラボメンバーたちの作品制作と真剣に向き合う中で、本づくりの奥深さ、難しさ、醍醐味を改めて感じています。
ラボメンバーのみなさんは、職業などバックグラウンドはさまざまで「本をつくりたい」という気持ちを共通項に集まってきた方々です。
みなさんお仕事などの都合もある中で、制作の時間を捻出することは容易ではありませんが、それぞれが、自分に合ったOTAブックラボの活用の仕方を見出して、モチベーションを上手に保ちながら制作に取り組んできました。
ひとつの作品を作り上げるためには、膨大な時間とエネルギーが必要であることを、自身の経験から身を以て実感しているからこそ、太田もなんとかラボメンバーの制作を前進させられるようにと、サポートに尽力しています。
だんだんと完成に近づくOTAブックラボ第0期生の作品を目の前に、第1期の活動も見据えて、パワーアップした体制を整えるためのスタッフミーティングも進行中。
より有意義な活動を目指して進化する、OTAブックラボの続報をお楽しみに!
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https://ota-bookarts.jp/b-log/category/atelier-news/workshop/otabooklab/
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