WORKSHOP

【スタッフ佐藤の Binding Road】#3 山あり谷あり「折本」

OTAブックアートの製本ワークショップ、通年プログラム 2回目のお題は折本です。
折本は作り方がいくつかありますが、今回は近年人気のご朱印帳にも使われる作り方を取り上げました。

紙を貼り合わせる、厚いボードを切る、ボードをクロスで包む。この通年ワークショップでは初めて登場する作業も多く、その分道具の使い方も広がります。

今回はヘラをよく使いました。ヘラのどの部分を使い、どう動かし、どれくらいの力を入れるか。細部を綺麗に仕上げる作業にも、ヘラは欠かせません。これからもヘラは毎回活躍しますので、メンバーの手にも徐々に馴染んでいってくれるでしょう。

1回目では使わなかった糊も登場しました。使用するのはデンプン糊に水を加えた水溶き糊と、そこにボンドを加えた糊ボンド。どちらも製本ではよく使います。
どんな素材を貼り合わせるのかによって、適した濃度も変わってきます。糊、水、ボンドを混ぜる比率を目安の数字で出すことはできますが、これも自分の感覚で覚えていって欲しいことのひとつです。

表紙に硬いボードを使い製本クロスで包んだので、仕上がりの見た目は前回よりも本らしくなりました。そのためか、メンバーの満足度も少し高かったように思えました。

折本は普通の本のようにページをめくることもできるし、全てのページを横長に広げて見せることもできます。寝かして置いて凸凹、立てて置いてギザギザ、表紙を引っ張り上げれば階段のようにも。見せ方によって様々な表現の可能性が広がります。

Binding Roadの行く先も山あり谷ありなのか、ジグザグ道か、はたまた上り階段が待っているのか…歩き続けてみましょう。

関連記事
【スタッフ佐藤の Binding Road】#2 一歩目「一折中綴じ」
【スタッフ佐藤の Binding Road】#1 はじまり
OTAブックラボに関する記事はこちら。
個人ワークショップに関する記事はこちら。
企画ワークショップに関する記事はこちら。

関連記事

  1. 【スタッフ佐藤の Binding Road】#4 行きつ戻りつ「…
  2. OTAブックラボ 2022 メンバー募集
  3. 【レポート】2019年7月25日「OTAブックラボ」ラボミーティ…
  4. 【レポート】2019年9月10日「OTAブックラボ」個人ワークシ…
  5. 「OTAブックアート 印刷特別講義」を初開催しました。
  6. 【蔵出しレポート】2020年1月25日「OTAブックラボ」の個人…
  7. 【スタッフ日記】新型コロナウイルス感染予防に! 手づくりの、ブッ…
  8. 【スタッフ佐藤の Binding Road】#6 離れていても …

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

おすすめ記事

OB-Talk 配信中の画面操作方法

OB-Talk にご参加いただく皆さまに、配信中の画面の操作方法をご説明します。スマートフ…

【イベント】12月8日(日)製本マルシェに、OTAブックアート ショッピングセンターが出店します。

この度、2019年12月8日(日)、東京製本倶楽部が主催するイベント「製本マルシェ Ma…

【お知らせ】2020年9月26日(土)― 10月11日(日)「ポーラ ミュージアム アネックス展 2020 ― 真正と発気 ―」に、太田泰友が出展します。

2020年9月26日(土)から 10月11日(日)、銀座の POLA MUSEUM A…

PAGE TOP