MEDIA

【春陽堂書店 web 連載】第21回「本を温ねて、ブックアートを知る」公開


太田泰友による、春陽堂書店の好評連載「本を温(たず)ねて、ブックアートを知る」第21回が公開されました。
https://www.shunyodo.co.jp/blog/2020/01/book_art21/

この連載では、本の新しい可能性を見せてくれるブックアートをさらに深く追究するべく、ドイツを中心に欧米で活躍してきたブックアーティスト太田泰友が、本に関わる素晴らしい技術や材料を求めて、日本国内を温(たず)ねる旅をしています。

これまでに取材をしてきた、
「和紙を温ねて」の手漉き和紙作家、ロギール・アウテンボーガルトさん、
文字を温ねて」のカリグラファー、白谷泉さん、
「印刷を温ねて」のシルクスクリーン印刷工房、岡部版画工房、
「箔押しを温ねて」の箔押し師、中村美奈子さん、
「印刷を温ねて」のコロタイプ工房、京都便利堂に続いて、
今回からは「綴じを温ねて」と題し、「特定非営利活動法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会」の代表理事を務める、板倉正子さんにお話を伺っています。

第21回のテーマは「綴じを温ねて(1)〜本の修復との出会い編〜」。ブックアートを考える上で必要不可欠である〈製本〉に着目した太田は、〈本の修復〉を本業とされる、板倉正子さんの元へ向かいました。

欧米では、図書館に修復室が備えられるなど、本の修復が日常的に行われているのに対して、なぜ日本では〈本を直す技術〉があまり根付いていないのか。アメリカ、スイス、ドイツなど海外でたくさんの経験を積んで来られた板倉さんに、日本と欧米の本の歴史についても伺いながら、その理由を紐解いています。ブックアーティストである太田とはまた違った角度で、日々〈本〉と向き合っていらっしゃる板倉さんのお話から、どんなヒントを見出せるのでしょうか。

続きは、春陽堂書店のWEBサイトでお楽しみください。

『本を温(たず)ねて、ブックアートを知る』第21回
https://www.shunyodo.co.jp/blog/2020/01/book_art21/


▼これまでの連載一覧
https://www.shunyodo.co.jp/blog/oota18/

📘「和紙を温ねて」
手漉き和紙作家 ロギール・アウテンボーガルトさん

📘文字を温ねて」
カリグラファー 白谷泉さん

📘「印刷を温ねて」
シルクスクリーン印刷工房 岡部版画工房

📘「箔押しを温ねて」
箔押し師 中村美奈子さん

📘「印刷を温ねて」
コロタイプ工房 京都便利堂

関連記事

  1. 東京都の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト…
  2. 【お知らせ】「ポーラ ミュージアム アネックス展2020 —真正…
  3. 【お知らせ】2020年2月24日(月・祝)「OTAブックアート …
  4. 【TV】2022年9月17日(土)、フジテレビ系『新しいカギ』で…
  5. 【映像】OB-Talk 03「一億総ブックアーティスト時代」収録…
  6. 【スタッフ佐藤の Binding Road】#2 一歩目「一折中…
  7. 2020年2月21日(金)– 3月15日(日)「ポーラ ミュージ…
  8. 【お知らせ】新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う、セゾン現代美…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

【スタッフ佐藤の Binding Road】#26 冒険心「造本研究」(後編)

前編 では、OTAブックアートの企画製本ワークショップである造本研究のテーマとして取り上げ…

【スタッフ日記】ブックアートの秋! 太田泰友、銀座・横浜・軽井沢で同時に出展中。

こんにちは、スタッフKです!Go To キャンペーンなど、お出かけの話題を聞くことも増えて…

OTAブックラボ 第0期のこれまでと第1期メンバーの募集について—— 太田泰友の Book Arts Journey(3)

2018年10月にスタートした OTAブックラボ 第0期。メンバーそれぞれが本を作り、その過程をラボ…

PAGE TOP