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【スタッフ日記】OTAブックラボメンバーと共に、OB-Talk 03「一億総ブックアーティスト時代」配信を終えて。

どうも、スタッフK です!
緊急事態宣言が解除されるなど、世の中の状況も次の段階へと少しずつ変化してきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、人と接触するアトリエでの活動が出来なくなった状況下でも、なんとか本の追究を継続したいと、4 月に立ち上げたオンライン・トークイベント「OB-Talk」。早いもので先日、2020 年 5 月 16 日には第 3 回目となる、OB-Talk 03「一億総ブックアーティスト時代」を配信しました。これもご出演、ご参加いただくみなさまの、ご理解とご協力があってのこと。改めて、心より感謝申し上げます!

さて、本日は OB-Talk 03 に関するレポートを、私スタッフK 目線でお届けします。

この日は、2018 年 10 月にブックアーティスト 太田泰友が立ち上げた、あたらしい本づくりの場「OTAブックラボ」第 0 期メンバーの中から 5 名が登壇し、自身のラボにおける作品づくりについて、制作プロセスを中心に、太田と共に振り返る形でトークを繰り広げました。
配信では、ラボメンバー全員が作品用のカメラを設置し、制作過程で試行錯誤しながら作った貴重な試作品や、リサーチ段階の資料なども映しながら話をしてもらいました。これは、通常の展示ではなかなか披露出来ない部分だったと思います。

OTAブックラボでは、デザインや製本、写真、編集、絵画、版画、映像など、様々な立場のメンバーが集まり、いろいろな角度から本を追究しています。

月に 1 度のラボミーティングで、お互いの作品制作の進捗状況や考えていること、試行錯誤したものを発表して意見を交換したり、必要に応じてグループや個人でのワークショップを実施したり、印刷などの専門知識を特別講義で学んだり、日頃からメールや SNS のグループで情報交換をしたり…、と何層もの活動を重ねながら、それぞれが作品をつくることを目指し、第 0 期は約 1 年半にわたって本と向き合って来ました。

本ブログでの太田の連載「太田泰友の Book Arts Journey(3)」でも詳細に触れられていますが、第 0 期と名付けられた通り、スタート時にはその活動は真っさらなもので、立ち上げから携わってきた私スタッフK にとっても、メンバーのみなさんと一緒につくってきたプロジェクトであるという実感があります。

OTAブックラボにおいて、太田自身はメンバーと一緒に自分の作品を作るということはしていません。ただ、OTAブックラボの活動自体を、他の誰にも作ることが出来ない新たなプロジェクトとして、確固たる意図を持って作っているという意識は、私から見ても明確でした。

だからこそ、ラボメンバーたちが制作した作品をご覧いただくと共に、1 年半に及ぶ活動自体も、外部の皆様に対してしっかり発表することが重要だと考え、実は今年の 3 月に、OTAブックラボの展示を計画していました。ラボメンバーも、それを一つのゴールとして制作を進め、展示に関する打ち合わせも重ねていた中でやって来たコロナ禍だったという訳です。

そのため、今回の OB-Talk は、展示とは別の形式で OTAブックラボの活動を発信する、非常に重要な機会となりました。

OTAブックラボの一番の醍醐味は、お互いの制作プロセスを全て共有することで、メンバーが5人居たら、5 倍の〈本づくり経験〉からの学びを得られる、という所にあると、私スタッフK は常々感じてきました。次々に登場するメンバーが、悩んだ部分や寄り道したことも含めて、作品づくりの全てを語ってくれたことによって、参加者の皆さまにも、そんな〈ラボの醍醐味〉を体感していただけたのではないでしょうか。

自分の作ったものについて、何を考えどんなものを作ったのか、ということを、第三者に伝わる言葉できちんと話すことは、非常に重要な行為です。結局のところ、自分の頭の中で突き詰めて考えられていないことは、言葉に変換することが難しいのだと、私自身思う場面は多々あるからです。(汗)
言葉で伝える努力をすることで、どの部分に対する考えが足りていないのか、を自覚する機会も得られます。そういう意味でも、ラボミーティングで〈言葉にする〉という習慣化は、作品制作の大きな推進力になっているに違いありません。

今回の OB-Talk では、ラボの輪を飛び出してより正式な場で、より多くの方々に伝わるように話す、という経験を積むことができました。緊張している様子もありましたが、思い切って皆さまの前に出て行くことで、メンバー個人だけでなく、OTAブックラボとしても、一皮剥けたことと思います!
途中、接続が上手くいかない部分などもありましたが、あたたかく見守ってくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました。

参加者の声

  • 様々なテーマで、いつも視野を広げてもらっている。
  • とても見応えがある内容だった。自分もラボメンバーになりたいと思った。
  • 今の時代だからこそ、ブックアートの存在意義と可能性をひしひしと感じた。
  • 同じ本づくりの中でも、いろいろなアプローチの仕方があるのが興味深かった。
  • もし自分だったらどんな風に表現するかな、と思いながら話を聞けた。
  • OTAブックラボで生まれた作品を見ることが出来て、楽しかった!
  • 5人のメンバーの方が、それぞれ個性的で面白かった。
  • 実際の展示ができれば、ぜひ観に行きたい。
  • 第 1 回から欠かさず参加しているが、毎回なかなか面白い!
  • 芸術全般に通じている話が聞けて、充実している。
  • 回を重ねるごとに、進行もスムーズになっていっていると感じる。
  • 自宅でリラックスした状態で、興味深い話を聞くことが出来るので嬉しい。次回も楽しみ!


いよいよ 6 月からは、OTAブックラボは新メンバーも合流して、まずはオンラインで 第 1 期としての活動をスタートします。まだまだ進化を続けるOTAブックラボの続報をお楽しみに。

そして、次回、2020 年 5 月 30 日(土)配信の OB-Talk 04「カリグラフィック・アイ」も、どうぞお見逃しなく!

📘 次回の「OB-Talk」配信
2020 年 5 月 30 日(土)OB-Talk 04「カリグラフィック・アイ」


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